安全・安心マークとは
インターネットは、我が国の社会・経済活動において個人から企業まで広く活用されており、こうした重要なインフラの運用に当たるインターネット接続サービス提供事業者(ISP)には、当然のことながら、セキュリティや個人情報保護への対策・配慮が求められます。
当協議会は、利用者が安心してインターネットを利用できる目安を提供することを目的として、2002年4月に組織し、以来、「安全・安心マーク」の使用許諾審査のため、協議会内に審査基準を制定し、審査委員会を設けて、ISPを対象とした「安全・安心マーク」付与を行っています。
また、公衆無線LANの普及に伴い、2017年2月に公衆無線LANの提供者を対象とした「安全・安心マーク」を追加設定しました。
当協議会は、ISPおよび公衆無線LANの提供者を対象とした「安全・安心マーク」の付与により、インターネット接続サービスにおける目安をより幅広く提供することが出来ると考えております。
2024年10月
安全・安心マークについて
本マークの主旨
一般利用者が、インターネットへの接続に際して事業者を選定するにあたり、その事業者のインターネット接続サービスが安全に、かつ、安心して利用できるかどうかの目安として本マークを提供し、もってインターネットの利用の促進に資することを目的としています。
本マークを取得できる者
インターネット接続サービスを提供する事業者や自治体等。(一社)日本インターネットプロバイダー協会、(一社)テレコムサービス協会、(一社)電気通信事業者協会、(一社)日本ケーブルテレビ連盟の会員以外でも取得できます。
本マークの表示システム
本マークは、単なる画像ファイルではなく、参照するたびに、オンラインでWeb認定保証システムから発行される仕組みを持っています。
Webに表示された本マークをクリックすることで、マークの使用を許諾されたサービスについての情報と、マークの持つ意味を表示します。
マーク発行の方法
マークは、固有のIDを持つHTML TAG の発行によって行い、文書によって審査に合格した事業者に通知します。
「使用許諾管理番号(J0000、T0000、D0000)」について
最初のアルファベット記号は、申請を受付した指定機関(「J」は(一社)日本インターネットプロバイダー協会、「T」は(一社)テレコムサービス協会 、「D」は(一社)電気通信事業者協会)を示しています。公衆無線LAN使用許諾番号については、それぞれの先頭に「W」を追記して表示します。
マークの有効期限
マークの有効期限は、発行日から起算して1年です。有効期限満了前に更新審査を受け、合格しない場合には、マークを使用し続けることはできません。
取消し(更新不可)となった場合の措置方法
マークのシステムには期限を設けています。更新期限を過ぎて審査に合格していない場合は、表示されなくなるよう設定しています。又、期間途中でマークの取消しとなった場合も同様です。